「発達障害研究」編集委員長 就任のご挨拶
橋本 創一
このたび、2022(令和4)年4月1日より「発達障害研究」編集委員会の委員長となりました本学会副理事長の橋本創一(東京学芸大学)と申します。
編集委員会の使命は、学会誌「発達障害研究」の編集・発刊、ならびに研究大会などを通じて、会員相互の研究活動(本学会独自の “専門知” )の理解啓発と普及活動にあります。発達障害にかかわる医療・教育・福祉・労働という支援フィールドはめまぐるしく変化しています。そうしたトピックスを年4号の機関誌において、「特集企画(5~8本の研究論文)」として編成し、当該分野の最先端にある専門家に論文投稿して頂いております。一方、機関誌の根幹である会員からの投稿論文(査読あり)も積極的に掲載しております。査読体制として、主に1名の常任編集委員と2名の編集集員による合議をもとにして編集委員会で掲載の可否などを決定しています。本学会サイトにあります論文投稿マニュアル(2021.1.23 改訂)をご参照の上、たくさんの論文投稿をお待ちしています。
また、既に会員の皆さまにお知らせしましたように、本学会の研究などを海外に広く発信する趣旨から、英文誌刊行(年1巻)を今年度より実施致します。詳細は、機関誌「発達障害研究」の次号と本学会サイトにて周知したいと存じます。こちらもふるってご投稿をお願い致します。そして、毎年度開催される研究大会(年次大会)の研究発表の中で優れた発表を「大会優秀発表賞」として、機関誌掲載の投稿論文の中で優れた論文を「優秀論文賞」として表彰しています。こうした研究推進事業も盛んに行っていきたいと思います。
最後になりますが、本学会の機関誌ならびに研究大会は、皆さまからのご発表と寄稿によって成り立っております。より多くの会員の皆さまの声に耳を傾けながら、ユニークで社会的にインパクトのある研究がたくさん掲載された誌面づくりに励んでいきたいと考えております。ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。