設立・沿革
1964年8月に国際精神薄弱研究協会(The International Association for the Scientific Study of Mental Deficiency.1992年国際知的障害研究協会IASSIDに、2011年国際知的・発達障害学会IASSIDDに改称)が設立され、初代会長に、当時のアメリカ精神薄弱研究協会(American Association on Mental Deficiency)会長のStevens,H.A.が選ばれた。
わが国では、この国際研究協会の要請を受けて1966年7月に日本精神薄弱研究協会を設立し、当時、国際研究協会の日本代表理事であった菅修が初代会長となった。1978年、菅修死去に伴い、三木安正が会長に就任。
1979年、従来の会誌に代えて、機関誌『発達障害研究』(季刊)の編集・刊行を開始。事務局の所在地は、国立秩父学園、全国たばこセンタービル内、ルート飯田橋ビル内、九段南グリーンビル内を経、現在、パレドール六義園北内におかれている。
1984年、三木安正死去、1985年、秋山泰子三代目会長に就任。1991年、有馬正高四代目会長に就任。2006年、原仁五代目会長に就任。2015年より理事長に、菅野敦就任。2022年、宮本信也理事長に就任。
引き続き、国際知的・発達障害学会の構成団体として、理事会に役員を派遣。日本学術会議第一部に加盟。
1992年名称を日本発達障害学会「The Japanese Association for the Study of Developmental Disabilities (JASDD)」に改称。
2023年6月21日、任意団体から一般社団法人となる。
事業
- 機関誌『発達障害研究』(季刊)の編集・刊行
- 年次研究大会の開催
- 公益社団法人日本発達障害連盟諸事業への協力・参加
日本発達障害連盟は、本学会と以下の3団体によって構成されている。
全日本特別支援教育研究連盟、日本知的障害者福祉協会、全日本手をつなぐ育成会連合会