Japanese Association for the Study of Developmental Disabilities


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第52回大会


日本発達障害学会理事長就任のご挨拶

2015年3月
菅野 敦

 さる1月31日の2015年第1回理事会で理事の皆様のご推挙により、理事長に選出されました。日本発達障害学会の歴代の会長・理事長は、初代の菅 修会長、第2代の三木安正会長、第3代の秋山康子会長、第4代の有馬正高会長、そして、第5代の原 仁理事長とこの世界に限らず多方面で活躍され偉業を残された先生方です。このような先生方のお働きには到底及びませんが、与えられた3年の任期を微力ではありますが、私の全力を尽くして進んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 31日の理事会で選出の議論が進むなか、私は本学会の理事会に参画するようになった1998年からの17年間を振り返っていました。この間、有馬 元会長の事務局長として3期8年を務め、その後、原 前理事長には副理事長・編集委員長として3期9年間務めて参りました。両先生ともに、日本発達障害学会を支え、その発展に大きな足跡を残されました。特に、機関誌「発達障害研究」の定期刊行化、スタイルの刷新、自力の会員名簿の作成・整備と役員選挙制度の導入・整備、そして、最も重要な財政の基礎固め等は大きな功績です。これらの偉業を引き継いで理事長をお引き受けする責任の重さに、1月以来、身の引き締まる日々です。理事・評議員の方々や会員の皆様のご協力をいただきながら、是非、これまで以上に魅力的で、社会に貢献する日本発達障害学会をめざしていきたいと考えております。

 就任にあたり、任期の3年間に次のことに取り組んで行きたいと考えております。
  1. 法人化に向けた準備と諸活動の整備
    日本発達障害学会は本年で50周年を迎えます。学会の今後の展開を考えて原 前理事長のもとで法人化に向けた準備が始まり、その道筋も前理事会で示されてきました。ただ、法人化に向けては事務局体制の整備や研究大会のあり方・運営方法など、十分な検討と準備を要する事柄はまだ多くあります。それらの事柄に対しては前理事会同様、担当理事をおいて検討し、法人化への移行が速やかにできるように取り組みます。
  2. 国際化の充実
    日本発達障害学会は、IASSIDD(国際知的発達障害学会)の日本における代表学会として、2013年には第3回アジア太平洋発達障害会議の開催を、さらにその後、IASSIDDと連携協力に関する協約の締結を行うなど国際化を積極的に進めてきました。今後も国際化担当理事をおき、IASSIDDとの関係を保ちながらさらなる国際化の充実をはかります。
  3. 関係諸学会及び諸機関との連携
    日本発達障害学会は、発達障害者支援法以前から広義の発達障害の名称を掲げて活動してきました。近年、狭義の発達障害の名称が一般化していくなか関係諸学会や諸機関との連携を進め、発達障害のある方々に関する研究と実践のさらなる推進に取り組んで参ります。
 これらの実現のためにも、会員の皆様からの一層のご支援とご鞭撻をいただきますようお願いを申し上げます。